米国投資ファンドの株取引失敗が影響か 野村の巨額損失

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ニューヨーク=真海喬生
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 国内証券最大手の野村ホールディングス(HD)とスイスの金融大手クレディ・スイス・グループが、巨額損失を抱える可能性があると相次いで公表した。金額などの詳細を明らかにしていないが、米国の大口投資家の株取引失敗が影響した、との見方が強まっている。

 米メディアによると、野村HDの損失は米投資ファンド「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」が原因とみられる。

 アルケゴスは金融機関から資金などを借り入れ、それを元手に何倍もの金額を取引できる「レバレッジ(てこ)」という方法で、米メディア企業のディスカバリーやバイアコムCBS、中国のハイテク企業などの株式に多額の投資をしていたという。しかし、最近、こうした企業の株価が下落。金融機関から追加の資金差し入れを迫られたが対応できず、先週26日に保有株を投げ売りしたという。

 ディスカバリーとバイアコムCBSの株価は26日、前日と比べていずれも約27%下落した。アルケゴスは計200億ドル(約2兆2千億円)もの株式売却を迫られたとの報道もある。

 アルケゴスに資金を貸し付け…

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