有効求人倍率1.09倍、5カ月ぶり悪化 「宣言影響」

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 厚生労働省が30日発表した2月の有効求人倍率季節調整値)は、前月より0・01ポイント低い1・09倍で、昨年9月以来、5カ月ぶりに悪化した。厚労省は「緊急事態宣言による影響があった」としている。

 求人倍率は、求職者1人あたり求人が何件あるかを示す。企業の雇用意欲を示すとされる新規求人は、前月より2・8%減った。業種別(原数値ベース)では、打撃が大きい宿泊・飲食サービスは前年同月比41・0%減で、減少幅が前月より3・5ポイント悪化した。

 また総務省が30日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は2・9%、完全失業者数は203万人で、ともに前月と同じだった。休業者数は前月比16万人減の228万人だった。