私の名は五輪男「好きじゃなかった」ゴリラ恐れた幼い日

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山本亮介、津布楽洋一
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 1年延期を経て、東京オリンピック(五輪)の聖火リレーが始まった。走者の中には、1964年の前回大会にちなんで名付けられた人もいる。調べてみると、ほかにもいた、いた。コロナ禍が収束せず、大会開催を不安視する声もあるが、各地の「五輪さん」は今、どんな思いでいるのだろうか。

 28日、栃木県小山市で聖火トーチを持った本田五輪子(いりこ)さん(56)が沿道の観衆に手を振りながら笑顔で走った。64年大会で聖火が県庁前を出発した日に生まれ、感動した祖父に名付けられたという。走り終えた本田さんは「(祖父には)夢がかなったよと伝えます。大会が終わっても、心の中に火をともしたまま生きていきたい」と話した。

 日本で初めて開かれた五輪は、多くの子どもたちの名前にも影響した。大会組織委員会の橋本聖子会長も64年生まれ。聖火に感動した父親がつけたものだ。

五輪子さん、五輪男さん、アテネさん…。全国の「五輪名」の人たちに会いに行きました。

 鹿児島県霧島市の病院で64…

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