東京五輪、開催なら「無観客で」7割 1万人ネット調査

荻原千明
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 今夏に予定されている東京オリンピック(五輪)について、国内外の新型コロナの感染状況が収まらない中で開催するなら「無観客しかない」と考える人が7割――。産業能率大学スポーツマネジメント研究所がインターネットを通じて調査したところ、そんな結果が出たことがわかった。

 調査は1月28日~2月2日に実施し、全国の20~60代の男女1万人から、「はい」「いいえ」で回答を得て、今月23日に発表した。

 観客を入れるなら、入国制限は維持し、「国内在住者に限定してほしい」という人も6622人(66・2%)にのぼった。自国開催だが、「チケットが手に入るなら現地で観戦したい」は2657人(26・6%)にとどまった。

 全世界でコロナが終息するまで「冬季も含めて五輪開催は見合わせるべきだ」との考えを支持する人は6457人(64・6%)にのぼった。

 開催に懐疑的な見方が多い一方、競技への関心の高さをうかがわせる結果もある。実際に開催されたら「競技中継を注目して視聴すると思う」としたのは6216人(62・2%)だった。また、「完全に中止になったら喪失感が大きい」と考える人も4193人(41・9%)を占めた。

 調査時には11都府県に緊急事態宣言が出されており、国内の新規感染者が1日に4千人を超えた日もあった。(荻原千明)