黒川元検事長に罰金20万円の略式命令 賭けマージャン

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 黒川弘務・元東京高検検事長(64)と朝日新聞社員、産経新聞記者2人が賭けマージャンをしていた事件で、東京簡裁は、単純賭博罪で略式起訴された黒川元検事長に罰金20万円の略式命令を出した。命令は25日付。罰金が納付されれば、公開の正式裁判は開かれずに刑事手続きは終わる。

 東京地検によると、黒川元検事長はコロナ禍で緊急事態宣言が出ていた昨年4~5月に4回、記者ら3人と賭けマージャンをしたとされる。1千点を100円に換算し、現金のやり取りは1回で数千円~2万円程度だったという。

 市民団体の告発を受けた地検は当初、4人全員を不起訴(起訴猶予)処分にした。だが、東京第六検察審査会は昨年12月、黒川元検事長について「違法行為を自制し抑止すべき立場にあった」として「起訴相当」と議決。再捜査した地検が今月18日、黒川元検事長を略式起訴した。

 検審が「不起訴不当」と議決した記者ら3人の不起訴は維持された。