新・高校教科書は「探究」重視 領土関連に厳格チェック

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伊藤和行、堀之内健史
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 2022年度から使われる高校の教科書が、課題を調べて考える「探究学習」を重視した内容に変わる。文部科学省が30日、検定を終えたと発表した。同年度から9年ぶりに新しくなる学習指導要領に基づくもので、新科目「歴史総合」や「公共」などの教科書も公表された。検定では、北方領土尖閣諸島など領土関連の記述に厳格なチェックが入った。

 今回の教科書は主に高校1年生向け。約1年かけて行われた検定では、教科書会社から原本298点の申請があり、検定意見がついた記述の修正を経て296点が合格、1点が不合格、1点が申請を取り下げた。

 22年度から学校で教える内容の基準を定めた学習指導要領が新しくなり、数学や理科の考え方を身につける教科「理数」が新設される。「地理歴史」は、近現代の世界史と日本史を関連づけて学ぶ新科目「歴史総合」や、防災なども学ぶ新科目「地理総合」が必履修となる。科目の見直しに伴い教科書も変わり、資料や図が多用されている。

 多くの教科書で新たに盛り込…

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