写真で伝える海の中の10年 東日本大震災

拡大する写真・図版屋根が大きくひしゃげた車が水深16メートルの海底に沈んでいた。運転席にはホヤが生息し、助手席をナマコがはっていた=2021年1月19日、岩手県大船渡市の綾里漁港沖、加藤諒撮影

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 2011年3月11日に発生した東日本大震災。岩手、宮城、福島の3県を中心とした東北地方は巨大な津波に襲われ、関連死を含めた震災の死者・行方不明者は2万2千人を超える。

 10年がたち、黒い泥とがれきに覆われた東北沿岸部の海中には今、どんな風景が広がっているのか。時間の経過と共に変化し続ける海中の様子を、写真で伝える。諫山卓弥、加藤諒 いずれも2021年1月に撮影)

拡大する写真・図版女川湾で、行方不明者捜索をボランティアで続ける高橋正祥さん(右)。「昨年、今年と新たに沈んでいる車を見つけました。まだまだ捜す場所はたくさんあります。地元のダイバーを育て、活動を続けていきたい」=2021年1月27日、宮城県女川町の女川湾、諫山卓弥撮影

拡大する写真・図版行方不明者の捜索で、海中から引き揚げたカバンを調べる高橋正祥さん。中は泥だらけで、持ち主が特定できるような物は入っていなかった=2021年1月27日、宮城県女川町の竹浦漁港、諫山卓弥撮影

拡大する写真・図版雄勝湾に浮かぶ阿部優一郎さん(50)の養殖いけすでは、ギンザケが泳ぎ回る。津波で亡くなった弟夫婦の後を継ぎ、養殖を始めた。「おいっ子に、親のしていた仕事を伝えてやりたいという気持ちもあって続けてきました」=2021年1月25日、宮城県石巻市、諫山卓弥撮影

拡大する写真・図版マボヤの上に乗るダンゴウオ。ダイバーたちの人気を集めている=2021年1月26日、宮城県女川町の女川湾、諫山卓弥撮影

拡大する写真・図版浪板漁港沖には、ウニによる海藻の食害対策としてマコンブの胞子が入った「スポアバッグ」約100個が設置されている。繁茂する海藻と小魚を撮影しようと近づくと、近くで卵を守っていたアイナメのオスが目の前を横切った=2021年1月21日、岩手県大船渡市、加藤諒撮影

拡大する写真・図版浪板漁港沖で陽光を浴びて輝くアカモク=2021年1月21日、岩手県大船渡市、加藤諒撮影