男女平等上位のフィンランド ビジネス分野、なお課題も

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聞き手・藤えりか
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 世界経済フォーラムは31日、各国・地域の最新の「男女格差(ジェンダーギャップ)報告書」を発表する。前回は日本が過去最低の121位となった一方、フィンランドは順位を上げて3位となった。何が違い、何が違わないのか。同国の社会保健副大臣として、また労働組合などで長く職場環境の改善やジェンダーギャップの解消などに取り組んできたサイラ・ルース氏に、ズームでインタビューした。

拡大する写真・図版フィンランドのサイラ・ルース社会保健副大臣=同国政府提供

 ――フィンランドは前回のジェンダー平等ランキングで、政治分野は5位。同国史上最年少の首相で女性のマリン氏が率いる連立内閣で、女性は閣僚18人中9人、副大臣は17人中11人と、政界の女性進出が著しいです。国としてどんな影響が出るものなのでしょうか。

 「ジェンダー平等は民主主義の問題です。様々な背景や特徴を持つ全ての人たちが、社会・政治・経済など全ての力を持てるようにし、指導的な地位に就けるようにする必要があります。ジェンダーバランスのとれた政府は、人々や社会の様々な要求や利益を意思決定に取り込む可能性が高まります」

 「フィンランドは長い間、ジ…

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