空港内や駅構内、ARで道案内 グーグルマップに新機能

サンフランシスコ=尾形聡彦
【動画】米グーグル、マップで屋内もARで案内へ=米グーグル提供
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 米グーグルは30日、「グーグルマップ」で、空港や駅などの屋内でも、拡張現実(AR)を使ってルート案内できる機能を始めると発表した。米国のサンフランシスコなどで同日から開始し、東京の駅の構内や空港についても年内に対応するという。まずは都心部の主要駅などが対象となるとみられる。

 例えば、主要駅であれば、地下ホームから地上のホームに乗り換えるといった場合に、どのエスカレーターを使い、駅の構内をどう進めば最短距離で着くのかが示される。実際の構内の様子が画面に表示され、画面上で進む方向や、使うエスカレーターの場所などを、矢印で誘導する仕組みだ。日本では年内に東京の駅や空港、商業施設で屋内のAR案内を始め、その後、日本各地に広げていく見通しだ。

 また、気候変動対策のため、目的地への到達時間がほぼ同じ場合には、より炭素排出量が少ないルートを優先して表示する仕組みも始める。乗用車で行くよりも公共交通機関を使うルートが優先される、といった形になる。ただ、自分で設定を変えれば、炭素排出量に関係なく、所要時間が最短のルートを表示させることもできる。米国で年内にサービスを始め、世界にも順次拡大する方針だ。(サンフランシスコ=尾形聡彦