コロナ下で伸びる宅配便 過去最多でも遅配が出ないワケ

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高橋尚之
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 宅配便が、コロナ下での「巣ごもり需要」を追い風に伸びている。大手3社の2020年度の取り扱い個数は、これまでで最も多くなりそうだ。それでも、人手の不足による極端な遅れは出ていないという。どうしてなのか。

 最大手、ヤマト運輸の2月までの取り扱い個数は19億個超。これまで最も多かった16年度の18・7億個をすでに上回り、20年度全体では20・8億個に達する見通しだ。

 佐川急便の親会社で2番手のSGホールディングス(HD)と、3番手の日本郵便も、過去最多を更新する見通しという。

 宅配を担う人手は近年、ひっぱくしてきた。働き手世代の減少と、ネット通販の普及による宅配便の急伸が背景にある。

 そこへ「巣ごもり」をきっかけにした需要も加わったが、足元では目立った混乱は起きていない、と大手3社は口をそろえる。

 なぜなのか。

 3社とも人手を補う投資を進…

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