「花が望んだ優しい世界を」中傷根絶めざすNPO設立へ

有料会員記事

川村貴大
[PR]

 フジテレビの恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラー木村花さん(当時22)が死去した問題で、母の響子さん(44)は30日、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷やプライバシー侵害の根絶をめざすNPO法人「Remember(リメンバー) HANA(ハナ)」を設立すると発表した。

 代表理事を務める予定の響子さんは会見で、「法律改正なども少しずつ進んでいますが、その中でもSNSでは毎日のようにネットリンチが行われているような状態で、全然景色が変わっていない。何をしても花が帰ってくるわけではないんですけど、せめて花のために何かできることがあるのではないか、(誹謗中傷の)加害者も被害者も減らすためにできることがあるのではないかと思った」と、設立の理由を語った。現在はNPOの設立準備をしている段階で、同日、ホームページ(https://rememberhana.com/別ウインドウで開きます)を公開した。

 活動内容としては、全国の小中学校、高校、大学などでSNSの利用方法について授業をする予定で、5月には千葉県内の中学校で授業を開くという。ほかにも、インターネット上の誹謗中傷をなくすための法改正の働きかけや、相談窓口の周知に向けた活動などをしていく予定だという。

 NPOの名前の由来は、花さんが大好きだったというアニメーション映画「リメンバー・ミー」から取った。響子さんは「映画の中に出てくる『人が本当に死ぬのはみんなの記憶から消えたとき』という言葉は本当にその通り。『花というこんなに可愛くて魅力的な優しい子がいたよ』ということを忘れないために、長い時間がかかるかもしれないですけど、花が望んだ優しい世界を見せてあげたいなという気持ちでつけました」と語った。

 法改正の必要性については…

この記事は有料会員記事です。残り273文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら