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末期がん患者らの緩和ケア専門病院 鈴鹿で開院

中根勉
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 末期がん患者らの緩和ケアを専門にする鈴鹿医療科学大学付属「桜の森病院」が三重県鈴鹿市南玉垣町に完成し、4月1日に開院する。大学によると、医学部を持たない大学が緩和ケア専門病院を開くのは、全国で初の試みという。

 今月14日には内見会と開院を祝う記念のテープカットがあった。大学の高木純一理事長、豊田長康学長、鈴木英敬知事、末松則子市長らが出席。すべてが南向き個室になっている25床(うち特別室2)や、家族や友人と過ごせるラウンジなどを見て回った。渡部秀樹院長は「地域と協力し、一人でも多くの人に安心してもらえるケアをしていきたい」と話した。

 地域の病院の紹介で入院患者を受け入れ、常勤と非常勤の医師や看護師ら計30人余の態勢で緩和ケアにあたる。看護師、理学療法士らを育成している大学の医療系部署が支援できるのも特色。学生には、医療の実際に触れられる貴重な学びの場になる。(中根勉)