三菱UFJ証券も損失の可能性 野村に続き、米国取引で

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吉田拓史 ニューヨーク=真海喬生

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 三菱UFJ証券ホールディングス(HD)が30日、米国の顧客との取引で約3億ドル(約330億円)の損失の可能性があると発表した。野村HDとクレディ・スイス・グループが前日に公表した損失案件と同じ顧客とみられる。各社は詳細を明らかにしていないが、米投資ファンドによる多額の証拠金取引が損失の震源との見方が強まっている。

 三菱UFJ証券HDによると、英国子会社が米国の顧客との取引で約3億ドルの損失を抱える可能性があり、業績への影響を精査している。業務遂行には影響ないとしている。詳細を明らかにしていないが、関係者によると、野村HDと同じ取引先の影響という。

 米国市場に詳しいアナリストは「野村などの顧客のファンドが信用取引で巨額損失を出した。追加の担保となる証拠金として、野村は20億ドル(約2200億円)を請求しているのではないか」とみる。証券大手幹部は「(問題のあった顧客との間で)米国の大手証券は早々と保有株を強制売却し、損失を抑えている。(野村などは)出遅れたのではないか」と解説する。

 野村HDの株価は30日も続…

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