ゴミを放置、迷信活用…ミャンマーのデモで奇策次々

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バンコク=乗京真知
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 クーデターで権力を握ったミャンマー国軍が弾圧を強めるなか、SNSでつながる市民は知恵を出し合い、様々な「奇策」で抵抗を続けている。出勤や買い物をやめて経済をまひさせる「沈黙のストライキ」に続き、道に紙くずや残飯を放置する「ゴミストライキ」が呼びかけられた。

 SNSの呼びかけを受け、最大都市ヤンゴンでは29日夜から、道に家庭ゴミを捨てる人が出始めた。地元メディアは30日、道の真ん中でゴミ回収用の容器がひっくり返り、ゴミの周りにカラスが群がる様子を伝えた。

 住民によると、国軍側は拡声機で「ゴミを捨てる者は撃つ」と警告していたが、市民らは目を盗んでゴミを放置したようだ。

 市民は2月1日のクーデター以降、あの手この手で国軍に抵抗してきた。同月3日からは、多くの公務員や会社員が職務を放棄する「不服従運動」に参加し、役所や銀行などの業務をまひさせた。大きな音を立てて悪霊を追い払う習わしにちなみ、大勢の市民が軒先で鍋や食器をかき鳴らして連帯を示した。

 日中の抗議デモでは、人々が…

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