男女格差、日本は世界120位 G7で最下位

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ロンドン=和気真也
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 ダボス会議で知られる世界経済フォーラム(WEF)は31日、世界156カ国の男女格差を比較した最新の報告書を発表した。日本は世界で120位となり、主要7カ国(G7)で最下位だった。コロナ禍の影響で世界的に男女の格差は開いており、世界全体で解消するのに必要な時間は約136年と、従来予想より36年延びると試算した。

 「男女格差報告書」は、教育・健康・政治・経済の4分野を対象に調査。教育や医療の受けやすさや政治家や閣僚の数、賃金差などをもとに、100%を「完全な男女平等」として達成度を指数化した。

北欧諸国が上位に

 その結果、世界で最も男女平等といえる国はアイスランド(89・2%)で12回目の首位。2位のフィンランド(86・1%)や3位のノルウェー(84・9%)、5位のスウェーデン(82・3%)など北欧諸国が上位に並んだ。

 政治経済の制度や水準が日本と似ているG7諸国では、11位ドイツ(79・6%)、16位フランス(78・4%)、23位英国(77・5%)、24位カナダ(77・2%)、30位米国(76・3%)、63位イタリア(72・1%)で、120位の日本(65・6%)は大きく引き離されている。

 日本は2019年12月に発表された前回報告書では121位。今回、教育と医療は健闘したが、政治と経済では閣僚や経営者層の女性の少なさが響き、低順位から抜け出せなかった。

 指数の世界平均は67・7%…

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