聖火、鳥取県がコース短縮検討 「経費は感染対策に」

東孝司
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 東京五輪聖火リレーについて、鳥取県平井伸治知事は1日の定例会見で、県内市町村の7割で内容を見直し、全体の経費を2~3割削減すると発表した。大会組織委員会と大筋で合意したという。

 鳥取県は全国27番目で、5月21日に境港市をスタートし、22日に鳥取市でゴールする。平井知事は会見で、コースを短縮したり、催しを手作り感あるものに変えたりすることを検討すると表明。今後1週間ほどかけて大会組織委員会と交渉を続け、最終案をまとめるとした。ただ、「市民ランナーは走りたいだろうし、それを周りも支えている」とし、市民ランナーの削減はしない方針。

 見直しの理由について、平井知事は「金太郎あめよろしく全国で同じ事業をするのではなく、(事業見直しで)浮いたところを新型コロナ対策に使う。その方が(コロナ禍の)リレーを応援する気持ちになるのではないか」と語った。

 聖火リレーをめぐっては、島根県の丸山達也知事が、東京五輪で感染が拡大するおそれがあるなどとして、中止検討を表明している。(東孝司)