渡辺名人「真の名人を取りにいく」 語った勝ちパターン

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聞き手・村上耕司
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 第79期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)が4月7日に開幕する。昨年、初挑戦で名人位を獲得した渡辺明名人(36)=棋王・王将と合わせ三冠=に、斎藤慎太郎八段(27)が挑戦する。

 竜王9連覇、棋王9連覇など、タイトルの防衛戦では数々の実績がある渡辺名人だが、今回はどう臨むのか。最新の研究状況などもあわせて話を聞いた。

写真・図版
渡辺明名人=瀬戸口翼撮影

 ――現在のご自分の調子はどうですか。

 「前年度、タイトル戦の結果では一つ取られて一つ取って、数としては同じで終えられたので、その点ではうまくやれたかなと思います。1月に王将戦が始まる段階では、タイトル戦の間隔がちょっとあいたので、懸念していたところはありましたが、実際にタイトル戦に入ったらすぐに状態としては戻ってきた。ただ、コンディションはよくてもタイトル戦の結果が悪いと、名人戦に臨むにあたって気持ちの面でついてこない場合があるので、そこは懸念していましたが、クリアできたので、将棋の状態や気持ちの面では心配なく名人戦に向かえるかなというのはあります」

名人、率直に語る

研究に楽しみはある?棋士の中終盤力は向上するのか?名人が率直な考えを語りました。

 ――防衛で終えたが、王将戦七番勝負は3連勝から2連敗、棋王戦五番勝負は初戦を落とした。その時の心境は。

 「もともとタイトル戦はそん…

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