キオクシア買収、米大手が検討 実現ならサムスンに匹敵

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ニューヨーク=真海喬生、鈴木康朗
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 半導体の大手キオクシアホールディングス(東京)が、米国の半導体大手2社からそれぞれ買収の打診を受けたもようだ。キオクシアHDは、かつての東芝メモリHD。買収が実現するようだと、その規模は業界首位の韓国サムスン電子に匹敵する。キオクシアHDの大株主である米投資会社などの動向が焦点となる。

 半導体は、人工知能ビッグデータなどを幅広く生かすデジタル社会の実現に欠かせない。米国政府が、中国との対立を踏まえて半導体産業の強化を進めている中であり、合従連衡が進むか、注目される。

 買収を打診したとされるのは、米マイクロン・テクノロジーと米ウエスタンデジタル。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、いずれかによる買収は今春にも成立する可能性があると報じた。

 関係者によると、キオクシアHDはこれを拒んで東証への上場をめざす構え。同社広報は「コメントを差し控える。適切な時期に新規上場をめざす方針に変わりはない」としている。

 ただし、株式の6割近くは米投資会社のベインキャピタルが、およそ4割は東芝が保有しており、両社の動きが注目される。東芝は1日、米紙報道について「真偽を含め承知していない」とのコメントを出した。

 関係者のあいだには各国の独…

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