最高検にサイバー犯罪の専門部署 8高検も70人体制

金子和史
[PR]

 高度化するサイバー犯罪に対応するため、最高検は1日、専門部署「先端犯罪検察ユニット(JPEC)」を新設した。全国の高検や地検と最新の事例を共有し、捜査や公判でのサポート態勢を強化する。

 JPECは、最高検に5人の検事や事務官を配置するほか、全国8高検にも情報技術に詳しい検事ら70人程度を置く。ネット上で取引するeコマース(電子商取引)の悪用といった最新の手口を共有し、押収したパソコンの解析といった捜査支援や海外機関との連携などを組織的に行う。

 先端技術を使ったサイバー犯罪は増加傾向にあり、警察庁によると一昨年の摘発は過去最多を更新して9519件となった。JPECチーフの内藤惣一郎検事は「サイバー犯罪は(手口の)変化が激しい。関係機関と連携し、組織として正面から取り組みたい」と話した。(金子和史)