マスク会食徹底・時短要請を前倒し…「まん防」の3府県

新型コロナウイルス

久保田侑暉、武田遼、根津弥
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 政府が新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」(まん防)の大阪、兵庫、宮城の3府県への適用を決めたのを受け、大阪府は1日夜、対策本部会議を開いた。「まん防」の対象地域は大阪市内とし、5日から5月5日まで飲食店などに午後8時までの営業時間の短縮を要請することを正式に決めた。「マスク会食」の徹底や、感染防止のアクリル板の設置を店に求めることも決めた。

 「まん防」の適用を要請する前から決定していた府の対応方針に基づき、府は1日から飲食店などへの時短要請の対象をこれまでの大阪市内から府内全域に拡大し、午後9時までの時短要請を始めた。「まん防」が適用される大阪市内では5日から時短要請は午後8時に前倒しする。府内の1日の新規感染者は616人で、1月16日(629人)以来、2カ月半ぶりに600人を超えた。

 兵庫県は1日、「まん防」を国に正式に要請した。井戸敏三知事は要請した理由について、「この3日間の感染者が200人前後ということ。もう一つは大阪との交流圏で、(大阪府と)足並みをそろえさせていただくことが基本スタンスだ」と説明した。

 兵庫県は「まん防」の適用対象を、神戸、尼崎、西宮、芦屋の4市とする方針。5日から1カ月間、現在は午後9時までの飲食店などへの営業時短要請が4市では午後8時までに前倒しされる。兵庫県は1日から、午後9時までの時短要請の対象をこれまでの4市から、計18市町に拡大した。兵庫県内の新規感染者は3月29日には70人だったが、同30日は176人、同31日は211人と急増していた。4月1日は199人だった。

 宮城県村井嘉浩知事は1日夜、「まん防」の対象区域について「仙台市をまず抑え込むことが重要だ」と述べた。2日に市町村長会議を開き、仙台市以外の市町村も対象にするか検討し、3日に県対策本部会議を開いて正式に決める予定だ。村井知事は「非常に急ピッチで準備を進めていくことになる」と述べた。

 宮城県は3月18日、県独自の緊急事態宣言を出した。25日には仙台市内の飲食店に午後9時までの営業時短を要請したが、県内の1日あたりの新規感染者数が31日に200人に達し、過去最多を更新していた。(久保田侑暉、武田遼、根津弥)

3府県の主な対策の骨子

※期間はいずれも5日~5月5日

大阪府

大阪市の飲食店などに午後8時までの営業時短を要請

・飲食店に「マスク会食」の徹底やアクリル板の設置を求める

兵庫県

神戸市尼崎市西宮市芦屋市の飲食店などに午後8時までの営業時短を要請

宮城県

仙台市の飲食店などに午後8時までの営業時短を要請

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