記者が推したのは藤井二冠ではなかった 最優秀棋士賞

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村瀬信也
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 2020年度の成績が対象となる第48回将棋大賞日本将棋連盟主催)の最優秀棋士賞に藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=が選ばれた。1日の選考会では、棋王と王将と合わせ三冠の渡辺明名人(36)との一騎打ちになったが、藤井二冠に軍配が上がった。選考委員によって判断が分かれたのはなぜか。

 選考会は1日、東京都渋谷区将棋会館で行われた。委員は各棋戦の主催者の担当記者ら13人。名人戦と順位戦、朝日杯将棋オープン戦を主催する朝日新聞社の代表として、記者も出席した。

 最優秀棋士賞は「当該年度で最も活躍した棋士」に贈られる。「活躍」の厳密な定義はないが、複数のタイトルを獲得した棋士が選ばれることが多い。選考は、各担当記者が受賞にふさわしいと思う棋士の名前と理由を挙げていく方式で行われた。

 記者は、昨年8月にプロ入りから20年で初めて名人を獲得した渡辺名人を推した。八つのタイトルのうち最多の三つを占めている実績を重視したからだ。

 しかし、13人の委員のうち…

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