コウノトリのヒナ確認 栃木・渡良瀬遊水池

根岸敦生
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 渡良瀬遊水地に生息しているコウノトリの「ひかる」(雄5歳)と「レイ」(雌1歳)の間にヒナが生まれた。確認した栃木県小山市が1日発表した。渡良瀬遊水地でのコウノトリの野外繁殖は2年連続となった。

 小山市に住む星野義和さんが撮影した動画に、レイからエサをもらうヒナの姿が映っていた。市によると、ここ数日、親鳥がエサをはき出して与えている様子が観察されたことに加えて、この動画が決め手となった。

 ひかるとレイは千葉県野田市の「こうのとりの里」生まれで、2羽はいとこ同士の関係になるという。

 小山市の浅野正富市長は「コウノトリは生態系の頂点にいる生物。渡良瀬遊水地の環境のポテンシャルが高くなっている証しだ。将来は東日本一帯にコウノトリが広がって、関東地方に個体群ができれば」と期待を膨らませた。

 遊水地がある埼玉、群馬、栃木、茨城4県の4市2町でつくる渡良瀬遊水地保全・利活用協議会ではヒナの愛称を募集する。雌雄はまだ分かっていない。応募要領は小山市のホームページに掲載する。根岸敦生