手術中にワイヤ抜き忘れ、患者が死亡 医師を在宅起訴

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 大阪府寝屋川市の寝屋川生野病院で2017年11月、手術に使われたワイヤが抜き忘れられ、男性患者が翌年に死亡した事故で、大阪地検は2日までに、手術した鎌田振吉医師(73)を業務上過失致死罪で在宅起訴した。

 鎌田医師は、入院していた男性に栄養補給用のカテーテルを挿入する手術の際、足の付け根から心臓近くの血管までカテーテルを誘導するステンレス製ワイヤ(長さ約1メートル)を抜き忘れ、転院先の病院で死亡させたとして、大阪府警に書類送検された。地検は、鎌田医師がワイヤの抜き忘れに気づけたのに、処置を怠ったと判断したとみられる。

 男性は、転院先でワイヤの除去手術を受けた後、死亡した。除去手術をした医師(49)も業務上過失致死容疑で書類送検されたが、地検は不起訴(嫌疑不十分)にした。