囲碁の芝野虎丸王座、10連覇かかる井山本因坊に挑戦へ

大出公二
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 囲碁の第76期本因坊戦リーグの最終ラウンド4局が2日、東京・市ケ谷の日本棋院で一斉に打たれ、単独首位の芝野虎丸王座は羽根直樹九段を破り、リーグ成績6勝1敗で優勝。前期に続き井山裕太本因坊への挑戦を決めた。今期、井山には本因坊10連覇がかかる。

 最終ラウンドを迎える時点で、挑戦者争いは5勝1敗の首位芝野を4勝2敗の許家元八段、一力遼天元、羽根直樹九段の3人が追う展開。芝野が敗れればプレーオフに持ち込まれる接戦だったが、芝野は自力で挑戦権を獲得した。

 井山対芝野の七大タイトル挑戦手合は4回目となる。一昨年の王座戦五番勝負は芝野がタイトルを奪取したが、昨年の本因坊戦名人戦の七番勝負はいずれも井山が制している。

 芝野は局後の取材に「今期リーグが始まった時点では、正直、あまり挑戦権は考えてなかった。自分では少し意外という部分もある」。井山との対戦に向けては「リベンジしたい気持ちはありますが、結果にはこだわらず、集中して打てたらいいかなと思います」と話した。(大出公二)