2代目ビリケンさんは銀色に 初代は破損、災難止まって

青柳正悟
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 千葉県流山市の幸福の神「利根運河ビリケンさん」の2代目像が25日、祠(ほこら)に設置された。1913年に建立された初代ビリケンさんは、2018年4月に顔や光背が壊される災難に遭っており、新たな運河の守護神として制作された。

 2代目は高さ約44センチ(台座含む)、重さ約21キロ。錫(すず)と銅の合金製の銀色で、制作費約117万円は同市観光協会が募金で集めた。

 初代の破損後、大阪市通天閣公認ビリケン事務局から合成樹脂製の金色ビリケン像が寄贈され、今年2月まで留守番役を務めていた。留守番役も、昨年4月に像についていたマスクがとられたり、さい銭箱が盗まれたりする事件に遭っていた。

 この日のお披露目式では、同市の円東寺の増田俊康住職による開眼法要が行われた後、留守番役と2代目の足裏合わせの儀式が行われ、幸福の引き継ぎが終了した。

 市観光協会の志賀進一会長(52)は「不幸なことも続いたが、いろんな方たちの協力で今日を迎えられて感謝でいっぱい」。足裏合わせをした近所の武藤雄大君(10)は「誰かにいたずらされないか、見守っていきたい」と話した。(青柳正悟)