HAWKS和通信:1 石川投手に、お寿司おごります

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 はじめまして。福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルリポーターをしている、加藤和子と申します。これから球団の内側から、選手の素顔や試合の舞台裏をご紹介していきます。よろしくお願いします。

一眼レフカメラを手に、練習中は選手と一緒にグラウンドに立ち、ベンチ裏でも撮影する加藤和子さん。SNSを通じて選手の素の姿をファンへ届けています。広報の最前線に立って16季目の加藤さんのコラム「HAWKS和(なごみ)通信」を月に1回、お届けします。

 今回は、石川柊太投手について。初めて開幕投手を務めて、勝利をもたらしてくれました。

 ご存じの方も多いかもしれませんが、彼はももクロ(アイドルグループ「ももいろクローバーZ」)の大ファンです。

 私には、以前ももクロの事務所で働いていた友人がいて、2015年ごろ、彼女に会いにライブ会場に行きました。ファンクラブのブースで「うちにファンの選手がいるんだよね」って話をしていたら、そこに石川投手が現れたんです。ほんとに偶然に。こっちも、向こうも、びっくりです。

 当時は育成選手でただの1人のファンだったのが、いまやオリジナル曲を作ってもらい、ももクロのイベントに参加までするようになりました。私もすごくうれしいです。本人ががんばって、選手として活躍したからこそですので。

 彼は何かにはまると突き詰めたくなる性格なんだと、私は見ています。「オタク気質」はももクロだけじゃなくて、野球に関してもそう。育成で同期入団の千賀滉大投手と2人で一緒にいると、話すのは野球のことばかり。メカニック(投球動作)のこととか、サプリメントのこととかをずっと話しています。

 開幕前、本人は取材には「やることは変わらない」と話していましたが、「勝たないといけない」と強く感じていると思いました。何かを背負っているような空気感。やっぱり、開幕戦は特別ですから。終わってからはホッとした笑顔を見せていました。

 開幕カードは3連勝。しかも第2戦、第3戦は連続でサヨナラ勝ちと文句なしのスタートでした。でも、シーズンは11月まで続きます。勝っても負けても、選手たちはすぐに切り替えて、次に向かいます。

 石川投手には開幕戦の後、「お寿司おごってね」と言われました。そう、勝ったらごちそうすると約束していたんです。コロナが落ち着いたらいいお店に連れて行きたいと思います。