「カジノ中止が最大の依存症予防」医師訴え 横浜IR

松沢奈々子
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 横浜市がカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致を進めるなか、ギャンブル依存症患者などを支援する「横浜へのカジノ誘致に反対する寿町介護福祉医療関係者と市民の会」(KACA)は2日、市役所で記者会見し、「カジノを中止することが最大の予防」と誘致反対を訴えた。

 KACAはこの日、市が3月に公表したアルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症対策に向けた「地域支援計画(仮称)」の素案に対し、「IRで懸念される依存症対策にほとんど触れていない」などとする申し入れを行った。

 KACAの一員でギャンブル依存症治療に取り組む越智祥太医師は「素案では普及啓発するだけで実際に苦しむ依存症当事者の姿が見えない。もっと当事者や家族に寄り添ってほしい」と訴えた。素案は6日まで市民意見を募集し、今秋の策定をめざしている。(松沢奈々子)