【写真まとめ】感染気をつけ歌会始、両陛下は収束を願う

 皇室の恒例行事「歌会始の儀」が26日、皇居・宮殿「松の間」で開かれた。コロナ禍での開催になり、遠方に住む入選者はオンラインで参加した。

 今年のお題は「実」。天皇皇后両陛下は、新型コロナウイルス感染症の収束を願う気持ちを歌にした。

 ◆天皇皇后両陛下や皇族方の歌

天皇陛下

人々の願ひと努力が実を結び平らけき世の到るを祈る

皇后さま

感染の収まりゆくをひた願ひ出で立つ園に梅の実あをし

秋篠宮さま

夏の日に咲き広ごれる稲の花実りの秋へと明るみてくる

秋篠宮妃紀子さま

竹籠に熟るる黄色の花梨(くわりん)の実あまき香りは身に沁みとほる

秋篠宮家長女眞子さま

烏瓜(からすうり)その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に

秋篠宮家次女佳子さま

鈴懸(すずかけ)の木から落ちにし実を割りてふはふは綿毛を空へと飛ばす

常陸宮妃華子さま

野鳥くる実のなる木々に植ゑかへて君は若かる庭師と語る

寛仁親王妃信子さま

実りある日のくるためにながさるる汗は力となるを信ずる

寛仁親王長女彬子さま

地図帳にあの日見つけし茶畑の不思議な点は茶の実のかたち

高円宮妃久子さま

戸隠の森にはびこる蔓柾(つるまさき)赤き実を食(は)むは眉茶鶫(まみちやじない)か

高円宮家長女承子さま

自室より画面越しにて繫がりて旅せぬ集ひも実現したる