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 任天堂のゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」の海外版用ソフト「スーパーマリオブラザーズ」が、米国のオークションで66万ドル(約7300万円)で落札された。オークションを主催した米国の競売会社ヘリテージ・オークションズによると、ゲームソフトの落札価格としては過去最高額だという。

 同社の発表によると、2日に落札されたのは「NES(ニンテンドー・エンターテインメント・システム)」と呼ばれる海外版ファミコン用のソフト。売り主は1986年にこのソフトをクリスマスプレゼントとして購入。今年になるまで約35年間、机の引き出しの中に未開封のまま入れていたという。

 落札品は初期に生産されたものだけに見られる、特殊なプラスチック包装が施されており、落札額を押し上げたとみられる。オークション担当者は「(落札されたソフトと)同じ状態のものを見つけるのは、大海に浮かぶ一滴の水を探すほど難しいことだ」とコメントした。

 同社では昨年11月、NES用ソフト「スーパーマリオブラザーズ3」が15万6千ドル(約1700万円)で落札され、ゲームソフトで過去最高額となっていた。(半田尚子)