聖火リレー延期で見守る家族増えた ホッケー元代表主将

上山浩也
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 東京五輪聖火リレーは4日、岐阜県内での2日目があり、ホッケーが盛んな各務原市では、ホッケー女子・元日本代表主将の木村未由希さん(34、旧姓・中川)が、現役の代表候補選手たちにメダル獲得への思いをこめて、聖火をつないだ。

 2004年アテネ大会から16年リオデジャネイロ大会まで五輪に4大会連続で出場し、日本代表主将も務めた。現役時代にプレーしていた川崎重工ホッケースタジアム横で現役の“さくらジャパン”代表候補選手に聖火をリレーし、「夢でもあるメダル獲得に向けて頑張って欲しいという願いも込めて炎を託しました」と話した。

 炎を受け取った真野由佳梨選手は、「前回オリンピックのキャプテンから炎を受け取り、胸がいっぱいになりました。これから私たちが、先輩たちが積み上げてきたものを受け継いでいかないといけない」と気持ちを引き締めていた。

 木村さんはリオ五輪後に現役を退いて結婚し、長男の春斗ちゃん(3)が誕生。昨年の聖火リレーが当初の予定通り4月にあれば、おなかの中にいた第2子とともに走る予定だったが、聖火リレーも延期に。5月に誕生した長女の莉緒(りお)ちゃんもこの日、リレー地点に来ていた。木村さんは「子どもたちがうれしそうに見てくれていた。家族もみんな駆けつけてくれて、すごく貴重な時間になりました」と話した。(上山浩也)