想像以上の池江「今すごく幸せ」 プールが気持ち変えた

有料会員記事

照屋健
[PR]

 白血病から戻ってきた競泳女子の池江璃花子(りかこ)選手(20)が4日、東京五輪の代表に内定した。長い闘病生活を乗り越え、新たな一歩を踏み出した。

 東京五輪の会場となる東京アクアティクスセンター。100メートルバタフライの決勝を泳ぎ終えた池江選手は涙を流しながら、ゆっくりと言葉をつないだ。

 「5年前のオリンピック(五輪)選考会よりもずっと自信もなかったし、自分が勝てるのはずっと先のことだと思っていた」

 「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなという風に思いました」

 怖いもの知らずで臨んだ2016年リオデジャネイロ五輪の代表選考会。初の五輪切符をつかんだときは東京・淑徳巣鴨高の1年生、15歳だった。

 7種目にエントリーした五輪本大会でも自然体は変わらなかった。「普段の大会と違うとは、思わなかった」。女子100メートルバタフライ決勝で日本記録を更新し、5位入賞を果たした。

 18年ジャカルタ・アジア大会では日本勢最多の6個の金メダルを獲得し、最優秀選手に選ばれた。日本勢がパワーで劣る女子短距離種目でのめざましい活躍に、「東京五輪の星」として注目が高まった。

 その矢先、病魔に襲われた。19年2月に白血病が判明。無菌室での闘病生活が始まった。当時、ツイッターにこう書き込んだ。

 「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べられていない日が続いています」

 「でも負けたくない」

■自分を励まし続けた「いつか…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら