3・11のコロナ対応「対策取らず反省」 宮城県知事

新型コロナウイルス

根津弥
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 宮城県村井嘉浩知事は4日に開かれた全国知事会のオンライン会議で「3月11日前後に人が動くことは分かっていたが、対策を取らなかった。深く反省している」と表明した。東日本大震災10年を機に県外からの来訪者が増え、新型コロナウイルスの感染拡大を招いたとの認識を示したものだ。5日から宮城県内全域の飲食店に対し、営業時間の短縮を要請する。

 宮城県内の新規感染者は、2月にゼロの日もあるなど落ち着き、同月8日に仙台市内の飲食店への時短要請を解除した。だが、3月に入ると再び増加。同月18日に県独自の緊急事態宣言を出したが、その後も連日のように100人を超えている。

 村井知事は会議後、報道陣に対し、「3月11日前後に人の動きを規制してもよかったかもしれない。たかをくくり、大変なご迷惑をおかけした」と反省を繰り返した。

 宮城県内の時短要請は5月5日まで。仙台市内には、国の緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」が適用され、従わない飲食店には罰則もある。

 村井知事は今後の課題として、各店の感染対策を1店ずつ確認し、十分な取り組みをしている店を認証する仕組みづくりに取り組みたいという意向を示した。

 また、県教委によると、県立学校の授業や入学式は感染対策を講じたうえで、予定通り実施する。一方、部活動は他校との交流試合の自粛を続ける。全国高校総合体育大会全国高校総合文化祭の予選については、感染対策を講じて開催できないか検討するという。

 県内のスポーツや音楽イベントは観客数が上限5千人に制限される。プロ野球の楽天は4日、楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)で9日~5月2日に開催する1軍戦計12試合の観戦チケットの販売を5日午後9時で停止すると発表した。それまでの購入分は有効。(根津弥)

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