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 JR東海道線の丹那トンネルの工事中に16人が死亡した事故から100年が経過し、静岡県熱海市の丹那神社で4日、工事の犠牲者を追悼する例祭の神事が行われた。丹那神社奉賛会の役員ら約10人が参加し、熱海の発展の礎を築いた工事の犠牲者に感謝した。

 1921年4月1日、丹那トンネル東口の約300メートル奥で崩落事故が起き、16人が死亡した。30年の北伊豆地震などでも死者が出て、34年の開通までに計67人が犠牲になった。

 東口の真上にある神社での神事の後、田島秀雄・奉賛会長は「多くの方たちの犠牲で完成したトンネルが私たちを支えてくれることに感謝したい」と話した。奉賛会はトンネルの歴史を継承するため、今年後半の講演会の開催を準備している。(村野英一)

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