最終到達点は、超満員の中で #コロナを生きる言葉集

新型コロナウイルス

松沢憲司
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 最終到達点は、超満員の中で野球をやること(プロ野球巨人・原辰徳監督)

#コロナを生きる言葉集

 プロ野球の開幕を翌日に控えた3月25日。本拠・東京ドームで、そう語った。例年なら、大勢の記者に囲まれて意気込みを語るところだが、質問できる距離にいられたのは報道陣の代表者数人だけだった。これも、感染予防の一環だ。

 今季は、上限こそあるがスタンドにはファンの姿がある。

 1年前、球界は3月の開幕を延期。いつ始められるかさえ、分からない状態だった。緊急事態宣言下ではチーム活動もできず、選手たちは個人練習に明け暮れた。6月に開幕にこぎ着けたが、交流戦やオールスター戦は中止。試合も当初は無観客だった。

 そんな異例ずくめのシーズンに比べれば、前進はしている。ただ、夜間の外出抑制につなげようと、開始時間を繰り上げたり、九回で打ち切る特別ルールにしたりしている。選手たちは不必要な外出を控え、ファンには声ではなく拍手で応援してもらうなど窮屈な状態が続く。

 原監督の言葉には、現状に満足はしない、という強いメッセージが込められている。「日常の野球」を取り戻す闘いは、まだ道半ばなのだということを思い出させてくれた。(松沢憲司)

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 誰もが経験したことのない日々が続いています。様々な立場、場面の言葉を集めます。明日に向かうための「#コロナを生きる言葉集」。

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