インドネシアで土砂崩れと大洪水、69人死亡 被害拡大

ジャカルタ=野上英文
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 インドネシア東部で集中豪雨による土砂崩れや洪水が起き、捜索救助当局によると、5日午後までに少なくとも69人が死亡、19人が行方不明となっている。隣接する東ティモールでも被害があり、ロイター通信によると21人が死亡した。数千人が避難しており犠牲者は増えるとみられている。

 インドネシア当局によると、被害が出ているのは東ヌサトゥンガラ州のフローレス島やレンバタなどで、多くの家屋が浸水したり土砂で埋まったりして、五つの橋が損壊した。気象当局は、3日から熱帯低気圧による強風や大雨、最大6メートルの高波が広範囲で起き、9日ごろまで続くと警戒を呼びかけており、悪天候で救助や捜索が難航している。

 同庁が報道機関に提供した写真では、海沿いで屋根が地面に落ちた倒壊家屋や、商店が並ぶ道路で大人のひざまで浸水した様子が写っている。(ジャカルタ=野上英文