千葉知事選の影で保守分裂 交錯した国会議員のメンツ

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小木雄太
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 12年ぶりにトップが代わった千葉県知事選と千葉市長選と同時に、もう一つの激しい選挙が行われていた。3月21日投開票の千葉市議補選(若葉区、被選挙数2)だ。8人が立候補した混戦のなか、保守系2人の競り合いの裏では、様々な思惑が交錯していた。

 千葉市議補選では、自民党は新顔の前田健一郎氏(49)を公認。地元選出の秋本真利衆院議員=千葉9区、3期=にとっては、今秋までにある衆院選に向け、絶対に落とせない選挙だった。

 前田氏と自民支持層や保守層の票の奪い合いを演じたのは、新顔で無所属の岳田雄亮氏(31)だ。自民の石井準一参院議員の元秘書で、秘書時代は若葉区を担当していた。

 石井氏は今回、岳田氏支援で前面にでることはほとんどなかったが、知事選では熊谷俊人氏を支援するなど、党内での衝突も辞さない姿勢を見せる。秋本氏との緊張関係は県連内でも有名で、衆院選についても「自民党でも不必要な議員がいる」と話す。

 この保守分裂選挙に絡んできたのが、立憲民主党奥野総一郎衆院議員=4期=だ。2012、14、17年と衆院千葉9区で秋本氏に敗れ、そのたびに比例で復活してきた。次期衆院選では秋本氏に勝つことが悲願の立場だ。

 「ぜひ、岳田候補をお願いし…

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