「ゴールの神様」は理論派 ガンバのストライカーコーチ

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金子智彦
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スポーツ好奇心

 今年2月、サッカーJ1ガンバ大阪の育成組織に新たな役職が加わった。その名もストライカーコーチ。クラブが生んだ「ゴールの神様」が、点取り屋の育成に特化して指導する。

 「めっちゃ楽しい。練習で見本を見せたり、競争したり。僕がシュートを打ったら『おーっ』てなります」

 2月からガ大阪のアカデミーで教え始めた。小・中・高校生年代の練習を巡回する日々を語る声が弾む。22年間の現役生活に終止符を打ったばかりの体はキレをキープ。「(選手に)視覚で見せながら言葉で教えられる」

 国内では珍しい、FW専門のコーチに就いたのは元日本代表FW大黒将志さん(40)。大阪府豊中市出身で、ガ大阪の育成組織で育った。J1、J2で通算177得点。2005年2月のワールドカップ(W杯)ドイツ大会アジア最終予選、北朝鮮戦の終了間際に劇的ゴールを決めた際は「神様、仏様、大黒様」と奉られた生粋の点取り屋だ。同6月の北朝鮮戦でも本大会出場を決定づける追加点を奪った。

 ひょうひょうとした語り口と、とにかくゴールを陥れようとするスタイルから直感的な選手と思っていたが、この取材で認識を改めた。

 「すべてのゴールに理由はあ…

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