踏切の空き缶拾う?台車運ぶ男性、電車にはねられ死亡 

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 5日午前7時50分ごろ、東京都豊島区目白5丁目の西武池袋線の踏切で、70代くらいの男性が電車にはねられ死亡した。

 警視庁によると、男性は踏切に落とした所持品を拾っていた可能性が高いという。身元が分かるような物を持っておらず、同庁が確認を進めている。運転士や乗客にけがはなかった。

 目白署によると、現場は池袋―椎名町間の踏切で、男性は池袋発保谷行きの普通電車(8両編成)にはねられた。大量の空き缶が入った袋を台車で運んでいた男性が、踏切を渡る際に空き缶を落とし、拾い集めた後に踏切の外に出ようとしていたという。

 遮断機は男性が空き缶を回収している間に下りていた。現場の踏切は椎名町駅のすぐ手前で、電車は速度を落としていたが止まれなかった。こうした状況は防犯カメラに記録され、目撃していた人もいたという。

 事故の影響で、西武池袋線は池袋―飯能間の上下線で約1時間運転を見合わせた。一方、小竹向原―練馬間を結ぶ西武有楽町線では、正午時点で運転を見合わせている。