日独2プラス2を初開催へ 中国を意識、安保協力を議論

佐藤達弥
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 日独両政府は、外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を今月中旬にも初めて開催する方向で調整に入った。ドイツは台頭する中国を意識し、インド太平洋地域への関与を強めている。日本が掲げる「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け、両国で安全保障分野での協力について議論する見通しだ。

 複数の政府関係者が明らかにした。新型コロナウイルス対応のため、テレビ会議方式で開催する方針。

 ドイツは昨年9月にインド太平洋地域に関する政策指針を発表しており、年内にフリゲート艦1隻をインド太平洋地域に派遣する方針。日本との関係強化も図っており、今年3月には日本との間で安全保障に関する情報共有を図る情報保護協定に署名。年内の自衛隊との共同訓練も検討中だ。

 ドイツとの協力について、日本外務省の関係者は「欧州連合(EU)の中心でもあり、対中国という意味でのインパクトは大きい」と期待している。(佐藤達弥)