若い世代も知って 「100日後に死ぬワニ」で事故防止

黒田早織
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 埼玉県警が「交通事故ハザードマップ2021」を作った。若い世代にも見てもらえるようにと、昨年インターネット上で話題になった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」のキャラクターを表紙や挿絵に採用した。

 県警によると、昨年の県内の交通事故死者は全国で7番目に多い121人。高齢者と歩行者の事故が多く、死亡者のうち高齢者は61人、歩行者が45人だった。ハザードマップは2007年から毎年発行しており、事故の発生分布を示した地図や、「高齢者」「子ども」「歩行者」「自転車」などそれぞれの事故の特徴を解説している。

 「100日後に死ぬワニ」は、漫画家でイラストレーターのきくちゆうきさんが2019年末~20年3月に1日1話ずつツイッターに掲載。主人公のワニのほのぼのとした日常を描きつつ、漫画末尾には毎回「死まであと○日」と記される。

 県警交通総務課は「話の内容が交通事故に通じるものがあり、若い世代への知名度も高い。幅広い世代に手にとってもらいたかった」。きくちさんが同マップのためにイラストを書き下ろしたという。同課は「自分の年代や地域でどんな交通事故が起きているのか知ってもらい、防止につなげたい」としている。マップは県内の各警察署で配布している。(黒田早織)