日本一 味も香りも? 鹿児島で新茶の初取引会

町田正聡
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 今年産の新茶の初取引会が5日、鹿児島市南栄3丁目のかごしま茶流通センターであった。県内24社の買い受け人が集まり、新茶の香りや色合いなどを確かめていた。今年は天候に恵まれ、霜の害もなく新芽も順調に生育。色・味・香り3拍子そろった上々の品質という。

 初取引会には、南九州市南さつま市枕崎市鹿屋市、錦江町の4市1町から乾燥処理された荒茶が650点(昨年79点)、約69トン(同4・4トン)が上場された。摘採作業が昨年より5、6日早まったため、点数、量とも昨年を大きく上回った。

 入札の結果、1キロあたりの落札価格の高値は6899円。平均で2574円と昨年を139円上回った。今月下旬ごろには県内の店頭に並び始めるという。

 2019年の茶の産出額が静岡県を抜き、初めて日本一となった。県茶業会議所の柚木弘文会頭は「さわやかで甘みのある新茶らしい新茶ができた。健康にも良いお茶の効能と鹿児島茶の特徴をもっと国内外にPRし、生産量も日本一へ」と期待を寄せた。(町田正聡)