「アクアライン800円維持して」森田氏、新知事に要望

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小木雄太、三嶋伸一、高室杏子 酒井祥宏
【動画】当選後、初めて千葉県庁に登庁した熊谷知事と並んで会見する神谷千葉市長
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 熊谷俊人千葉県知事(43)が5日、初登庁し、熊谷県政がスタートした。就任会見では、新型コロナウイルス対策で「今までと違う政策が必要」と踏み込んだ。その後の神谷俊一千葉市長との面会では、県と千葉市が連携する戦略会議の設置を公表するなど、「スピード感」が強調される1日となった。

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 午前10時、熊谷知事は県職員ら約100人に拍手で迎えられ、登庁。午後の就任会見では、新型コロナ対策を喫緊の課題に挙げた。

 熊谷知事は「千葉市長として、(以前から)県が取り組むべきではないかと考えていたことを、進めていく」と説明。具体的な内容は、6日の県の対策本部会議で明らかにするという。

 県内でも新規感染者が再び増える局面に入る可能性が高いとし、最悪の状況に備えた医療提供体制の準備などに言及した。「感染拡大を抑えるために、今までと違う追加の政策をとる必要がある」と、森田県政時代にはない対策の導入も示唆した。

 防災対策では、改めて、2019年の一連の台風の被災地に足を運び話を聞きたいとした。「大切なのは即応体制」と述べ、市町村長とのホットラインを早急に作っていきたいという。

 市町村との対話重視の姿勢も示し、災害対応以外でも「(各市町村とは)意見交換の機会を作りたい」として、新たに市町村との協議の場を設けるという。

 千葉市長時代も使っていた自身のツイッターは、今後も「効果的に発信していく」という。国が進める行政のデジタル化も「私もこだわりのある分野」として、組織改善にも前向きな姿勢を見せた。

 副知事人事については、「適材適所という形で、今月の臨時議会で提示するため決めていきたい」と述べるにとどめた。

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 熊谷知事は登庁直後、森田健作前知事(71)との事務引き継ぎに臨んだ。

 森田氏は、自身が実現した東京湾アクアラインの800円化について、「維持してくれよ!」と要望。熊谷知事は「もちろんです」と笑顔で応じた。

 就任会見でも、「アクアライ…

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