日立の機器故障が原因 みずほ3月12日のシステム障害

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山下裕志、西尾邦明
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 みずほフィナンシャルグループ(FG)は2月末のATM障害に関し、実態把握と顧客対応の遅れを改めて陳謝した。3月12日の障害については、システム構築を請け負った日立製作所の機器故障が原因だったことも新たに明らかにした。

拡大する写真・図版会見場に入るみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(左から2人目)=2021年4月5日午後6時、東京都千代田区、北村玲奈撮影

 坂井辰史社長は5日午後6時から東京都内の本社で会見を開いた。2月28日の障害について「ATMの影響が広範に及んでいることを認識しうる状況だった。にもかかわらず、組織として把握するのに時間を要し、お客様対応の遅れにつながった」と説明。障害原因の情報収集を優先し、全営業店への出勤指示や顧客への告知が遅れたという。

 当日はATMに通帳などを取り込まれる顧客が続出。備えつけの電話から問い合わせがコールセンターへ相次いだが、9割超に応対できなかった。カードなどを取り込まれた顧客には頭取名のおわびとともにクオカード5千円分を送ったという。坂井氏は「こんなところで口座を続けるわけにはいかないという声が多数ある」と顧客の信頼を失ったことを認めた。

 また、3月に起きた外為口座…

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