「去年は、から元気やった」 道頓堀、試行錯誤の1年

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新谷千布美
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、東京や大阪など7都府県に初めて緊急事態宣言が出され、7日で1年になる。だが「第4波」とも呼ばれる感染者の急増が続き、大阪市ではまん延防止等重点措置(重点措置)が適用された。街は苦境にあえいでいる。

 大阪市阿倍野区の商店街にある明石焼き店「たこつぼ」。6日は正午の開店を前に、厨房(ちゅうぼう)で従業員が仕込み作業をしていた。

 ただ、店の近くの通りを行き交う人はまばらだ。付近ではシャッターを下ろしたままの店も目立つ。

写真・図版
昨年9月に明石焼きのテイクアウト専門店を開店させた「たこつぼ」の大鳥真寛さん=2021年4月6日午前11時35分、大阪市阿倍野区阿倍野筋2丁目、新谷千布美撮影

 「たこつぼ」はこの1年、コロナ禍で右往左往してきた。

 外出自粛が強く求められた1年前、店の売り上げは通常時の5分の1ほどに落ち込んだ。客が1組しか来ない日もあった。

 店は打開策として、テイクアウト(持ち帰り)ですべての商品を半額にする「自粛促進キャンペーン」を始めた。昨年4月9日付の朝日新聞大阪本社版での紹介記事で、店長の大鳥真寛(おおとりまさひろ)さん(46)は「これぐらいしないと売れない」と語っていた。

 その後、客足は確かに増えた…

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