イスラエル、現首相に組閣を委任 続投めぐり政界分裂

エルサレム=清宮涼
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 イスラエルのリブリン大統領は6日、ネタニヤフ首相に新政権に向けた組閣交渉を委任すると発表した。先月23日にあった総選挙(定数120)では、与野党とも過半数を獲得できていなかった。今後はネタニヤフ氏が6週間以内に組閣に成功し、首相を続投できるかが焦点となる。

 リブリン大統領は5日、各党の代表者から誰を首相に推薦するかを聞き取りした。議員120人中、与党「リクード」など4党に所属する52人が同氏を推薦し、野党勢力を上回った。

 ただ、ネタニヤフ氏は過半数の支持を得られておらず、組閣に成功するかは見通せない。

 ネタニヤフ氏は収賄罪などで起訴され、現在も公判中。ネタニヤフ氏の続投をめぐり政界が分裂し、2年間で4度の選挙が行われる異例の事態となっている。(エルサレム=清宮涼