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 コロナ禍は、保護猫カフェの経営も圧迫している。利用客は減っているが、猫の行き場をなくすわけにはいかないと、クラウドファンディング(CF)で支援を呼びかけている。

 岐阜県中津川市中津川の「ハワイアン保護猫カフェオハナ」は、個人や獣医師から引き取った保護猫のシェルターとして、同市苗木の小木曽樹(こぎそいつき)さん(41)がCFで資金を募って2019年3月に開店した。

 現在、37匹の保護猫がともに暮らしている。昨年1~3月は、1カ月に約250件(グループでの来店を含む)の利用があったが、今年1~3月は約160件と、前年同期に比べて4割近く減った。

 保護猫カフェを運営するには、猫のえさ代や家賃、スタッフの給料など1カ月に最低でも45万円かかる。

 昨年4月18日から5月12日までは、県の要請に基づいて休業し、国と県から計150万円の支援を受けて「これまでなんとか頑張って来られた」という。

 支援金を運営費に回してやりくりしてきたが、今年1月には閉店を検討。ただ、カフェは保護猫のシェルターでもある。自宅では高齢や病気などでもらい手のない猫を34匹飼っていて、さらにカフェにいる猫を引き取るのは難しい状況だ。

 小木曽さんは3月から、カフェの運営に最低限必要な経費をまかなおうと、CFサイト「レディーフォー」で支援の呼びかけを始めた。4月25日午後11時までに75万円を目標に支援金を募る。

 小木曽さんは「いろんな人の協力で開店したのに、2、3年でつぶしてしまうのは申しわけない。ここで保護している猫や、来てくださるお客様のためにも何とか続けたい」と話す。問い合わせ先は、同店(050・3555・0054)へ。(戸村登)

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