「バシャーン」と水音、国語教諭は走った 池で女性救助

坂井俊彦
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 埼玉県警深谷署は1日、80代の女性が公園の池に落ちたのに遭遇し、池に飛び込んで女性を助けた赤石沢英安さん(61)に人命救助功労の感謝状を贈った。赤石沢さんは埼玉県深谷市内の東京成徳大学深谷高校で国語科を担当する現職の教諭だ。

 署によると、先月20日午前5時半ごろ、JR深谷駅南側にある下台池の周りを愛犬と散歩していた赤石沢さんは「バシャーン」という大きな水音を聞いた。音の方に走っていくと岸から2メートルほどの池の中で女性が仰向けに浮いていた。杭にくくりつけてある救命浮輪を見つけ、救出を試みた。

 さらに、女性が沈みかけたため、着衣のまま池に飛び込んだ。「離れて暮らす母によく似ていたんです」と赤石沢さん。胸まで水につかったが、女性を抱きかかえて助けた。(坂井俊彦)