米とイランの核合意協議再開 制裁・核開発、妥結点探る

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テヘラン=飯島健太、ワシントン=高野遼
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 核合意の履行をめぐって対立する米国とイランが6日、3年ぶりの交渉に臨んだ。経済制裁の解除と核開発の制限をめぐり、双方の妥結点を探る見通し。橋渡し役の欧州連合(EU)や核合意の参加国にとっても時間は限られ、緊迫が続く。

 協議は核合意の履行状況を検証するEU主導の合同委員会の枠組みで、米国はオバマ政権で核合意に関わったマレー・イラン担当特使、イランはアラグチ外務次官を筆頭とする代表団をウィーンにそれぞれ派遣した。

 米・イラン双方を仲介するのは核合意に参加する英国、フランスドイツ、中国、ロシアとEU。米国の対イラン制裁の解除やイランによる核開発の制限をめぐり、それぞれの範囲や手順、時期などについて妥結点を探る協議を始めた。

 米国務省のプライス報道官は5日、「早期に突破口が開けるとは考えていない。厳しい協議になることは十分に想定している」と述べた。一方、イラン外務省のハティブザデ報道官は同日、「すべての制裁を一気に解除するべきだ。段階的な提案は受け入れない」と米国を牽制(けんせい)した。

 2002年にイランが核兵器

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