山王―勝山間が復旧 えちぜん鉄道運行再開 福井

柳川迅
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 土砂崩れの影響で3月初旬から運転を見合わせていたえちぜん鉄道(本社・福井市)の勝山永平寺線・山王―勝山間の運転が6日、再開された。午前に信号、踏切などの最終点検をし、午後に試験列車が走行。運転に支障がないとして、勝山駅午後4時49分発の列車から客を乗せて運転を始めた。

 土砂崩れは3月2日、勝山永平寺線の小舟渡駅(福井県永平寺町藤巻)付近で発生。線路南側の斜面が幅約60メートル、高さ約40メートルにわたって崩落した。土砂が線路や並行して走る県道藤巻下荒井線を覆ったため、土砂の撤去作業などを実施。運休期間中は、代行バスを走らせ対応していた。

 県は当初、運転再開が4月下旬になる見通しを示していたが、県道路保全課によると、夜間工事や無人ショベルカー4台を投入して復旧工事を進め、工期を短縮したという。現在斜面には仮設防護柵が設置されており、さらに対策工事を進めていく。

 県道藤巻下荒井線は7日に通行止めを解除する見込み。仮設防護柵で道幅が狭くなっており、当面は普通車のみが通行可能となる。 また、崩落時は前日夜から雨が降っていたといい、地質調査をして詳しい原因を調べる。(柳川迅)