北朝鮮、超党派訪朝団を要請していた 金丸信吾氏が証言

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牧野愛博
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 金丸信・元副総理の次男で、1990年9月当時の訪朝に同行し、今もたびたび北朝鮮を訪れている金丸信吾氏は6日、北朝鮮東京五輪への不参加を表明したことについて、「米国の態度が決まるまで、日本との交渉は避けるという意味だろう」と語った。2019年には北朝鮮側から超党派訪朝団の派遣要請があったと明かし、両国の対話の必要性を訴えた。

 金丸信吾氏は19年まで計22度にわたって訪朝し、故金日成主席や故金正日総書記らと面会した経験がある。金丸氏によると、直近に訪朝した19年9月、面会した朝鮮労働党幹部から、「二階俊博自民党幹事長を団長にした超党派訪朝団が実現すれば、90年の金丸訪朝団と同様の対応を取る」という趣旨の要請を受けたという。

 面会に先立つ19年2月にハノイでの米朝首脳会談は物別れに終わっていた。金正恩総書記(当時、朝鮮労働党委員長)は、米国の新しい提案を待つとして、軍事的な挑発は最小限に抑えていた時期だった。

 金丸氏は、日本の超党派訪朝団を要請した幹部について「名前は明かせないが、金丸訪朝団と同等の扱いをすると聞き、正恩氏が面会に応じる可能性もあると思った」と語る。

 金丸氏は北朝鮮から戻った後…

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